ウズベク旅行記

-旅程-
8/27
成田発 13:30 OZ101便(アシアナ航空)
ソウル着 16:00
ソウル発 17:30 OZ573便
タシケント着 21:20
タシケントホテルに宿泊
8/28
朝、ブハラに飛行機で移動し、そのまま観光
オールドブハラホテル泊
8/29
午後、サマルカンドに移動
サマルカンドホテル泊(ここまで、日本から予約)
8/30
サマルカンド
ホテルザラフシャン泊
8/31
9/1
9/2
タシケントに移動
タシケントホテル泊
9/3
タシケント発 22:50 OZ574便
機中泊
9/4
ソウル着 9:10 ソウルロイヤルホテル泊
9/5
ソウル発 10:05 OZ102便
成田着 12:10

序章
1999年春、誰にも知られない戦いがあった。

お題:今年の夏休みはどこに行く?
「モロッコ。」
「ケニア」
私の意見と、相方の意見は大きく食い違った。
それからしばらくの間、幾度も別離の危機を迎えながら話し合いは続いた。

その1ヶ月後、既にお互いの行きたい場所は変わっていた。
「やっぱりウズベキスタンがいい。」
相方は学生時代、中国ウイグル自治区を訪れてから、シルクロードに強い興味を持っている。
「ヴェトナムとカンボジアがいいなぁ。」
私は東南アジアの遺跡をもう一度見に行きたくなっていた。
「それじゃあ。。。」
相方が切り出す。
「5月にタイに行かない?」
「は?」
「それで、夏休みはウズベキスタン!!」
去年の12月、我々はタイを訪れていた。
それから半年。既に突発性タイ病に悩まされていた私は思わず、
「いいねぇ〜」

…嗚呼!!

こうして、夏休みは決まったのであった。

8/27
今回はアシアナ航空を利用する。価格は\130,000.-。
タシケント-ソウルは週一便で、タシケントからの帰りは土曜の朝にソウル着。
なので日曜に成田着でオッケーならば、帰りに韓国トランジット1泊できるのがうれしい。

行きはソウルで1時間の乗り継ぎ待ち。
免税店をうろうろして帰りの買い物プランを練り、軽食を取った後で、喫煙室。
これから7時間ほどタバコが吸えないかと思うと、すんごいピッチでチェーンスモーキング。
…気持ち悪くなりました。(泣)

アシアナの機内食は今一つ。米はベチャベチャだし、味付けもなんだかなぁ。って感じ。
UAに比べりゃちっとはマシだけどね。
SQを超える機内食は、どこかにないものだろうか。。。
今思えば、学生時代に多用したエジプト航空って、結構ウマイ機内食を出してたんだなぁ。などと、意味不明な感慨にふける。

7時間の禁煙タイムの後に、ウズベクの首都タシケントに到着。
空気は思ったほど乾燥していない。
後で町をふらついてわかったことだが、ウズベクは水が豊かで緑も多いので意外と潤いがある。
とは言っても、日本に比べたらカラカラに乾燥しているんですけどね。
飛行機からバスで建物にはいるとすぐにイミグレ。
職員の作業が、これがまた遅い。
ドンムアンのイミグレよりも遅いんじゃないだろうか。
それに加えて順番待ちという概念のないウズベク人。
人民とのバトル経験豊かな相方は、それを見て燃えた様子だ。(笑)

何のための係員かわからないが、イミグレのちょっと手前で
「線から出ないように!」
と指示している人がいる。
しかしラインの指示だけで、その直前の割り込みなんざ知ったこっちゃない。
ある程度の列はできているのだが、突然横に列ができたりして不思議。
と、そんなことを思っていると、列の隙間を当然のように進んでいくおばあちゃんがいた。
いとも簡単に最前列にたどり着くと、係員に何やら訴え始める。
「何をやってるんだろう。」
ヒマなわれわれはぼけ〜っと眺める。
周りもすることないし、って感じで眺めてる。
何回かのやり取りをしているうちに、係員は日本人のグループツアーの間におばちゃんを割り込ませた。
「をいをいをい。。。」
突然割り込まれた日本人ツアー客は怒っている。
そうなると添乗員さんはだまっちゃいない。係員に
「私達、グループなの。割り込ませないで。」
と英語で抗議する。
係員は英語を解したかどうかはわからない。
ただ、添乗員の言いたいことは伝わったようだ。で、係員は一言、
「No Problem!」

をいをい、ここもNo Problem文化圏かよ。。。(泣)

殺気立ちながらもイミグレ、税関を通りぬけると、ホテルまでのお迎えの車が待っていた。
無事にタシケントホテルにチェックイン。


部屋は…、


まぁこんなモンなのかなぁ。
冷蔵庫つきは嬉しいのだが、ベッドは人型にへこんでいるし、トイレは臭い。
そんなことは「30$/泊という価格に見合わないような気がする程度」の瑣末なことだが、真剣な問題点が1つ。
トイレットペーパーがワラ半紙。
私は、初めてのタイ以来、紙だけでは物足りない体質となっており、ウオッシュレットが標準装備で欲しいほどヤワな体である。
いくら手でシワを作ってみたところで、ワラ半紙はわら半紙。
日本のソフティーなトレペでも時々つらいのにこれは耐えられません。
トイレとシャワーを同時に行う生活を瞬時に決意。
早速左手のツメをきれいに切りました。(笑)

8/28
ウズベクのホテルは、そのほとんどが朝食付きで頼める。
そこで食べないと駄々こねたところで、外に出ても何も店がないので選択肢はほとんどない。
他のホテルでメシを食う。という位。
朝食のスタイルは大体決まっている。
卵(フライド・エッグかオムレツ)、パン(ジャム、マーガリン付き)、茶、ソーセージ(サラミ)、飲むヨーグルト。
この5品がスタンダードなのかな。
お約束の写真をご覧ください。



昼の便でブハラに飛ぶので、食事後はガイドブックを見てスケジュールを立てる。
ブハラは1泊しかしないので、疲れただの言っているヒマはない。
ホテルにチェックインしたらその足で観光しなければならないのだ。
手元のチケットによると、13:10発なのだが、ちょっと早めにチェックインをしようということで11時過ぎに宿を出る。
近くに銀行がないのでホテルで50USDを両替。公定レートは1USD=178cym(スム)。
バンクレシートも手に入り、タクシー代もできて一安心だ。
ホテルを出るとタクシーが手招きする。ぐーたらな我々にはありがたい。


空港までは約10分で400cym。

空港に着き、チェックインカウンターを見る。ブハラ行きは。。。
12:30出発?!

ブハラ行きは朝一番と昼過ぎの1日2便しかないはず。便名もあっている。
すっかり混乱するが「間違っていれば突っ返されるはずだ」と、とりあえず13:10発と書かれているチケットを出してみる。
…すんなり受け取られてしまった。
余裕を持って来てよかった。もし、ギリギリだったら大変なことになってしまうところだった。

んで、無事にウズベキスタン航空国内線、乗りました。
すばらしいサービスです。
1.ジュースは離陸前に1杯のみ。
2.緊急避難の説明文どころか、ゲロ袋すらない。
3.冷房が効かない。(推定気温35℃)
二度と乗りたくないっす。

無事にブハラに到着し、タクシーでオールドブハラホテルへチェックイン。
早々にカウンターのオヤジが声をかける。
「明日チェックアウトか?」
「そうだ。」
「どこに行くんだ?」
「サマルカンド。」
「タクシーはどうだ?」
「いくらだ?」
「$40でどうだ?」
「おっけ」
30秒で明日の移動手段をGet。
正確な相場は良くわからないが、10000cymと持ちかけてきたのもいたので、ちょっと高めだったとは思う。
でも、初めての土地で右も左も良くわからない以上、相手の機嫌は損ねたくないので、ちょっと惜しい気もしたが、始めのオヤジに紹介された白タクを使うことにする。

移動手段も決まったところで、観光に出かける。
ホテルは、遺跡からはちょい離れたロケーションであるが、歩けない距離ではない。
タクシーやバスを使う気もしないので、歩いて見に行く。









狭い町なので、1時間で観光終了。(爆)
モスクは似たようなモノが多い。それ専門ならばイロイロと見るところもあるのだろうが、私も相方もイスラム教に関しては専門外。
2つ見たところで飽きてしまった。^^;
何よりおかしいのは、モスクの中には必ずみやげ物屋が入っていること。
確かに、必ず観光客が訪れるが、そんなんでいいのか?ウズベク…。

ウズベキスタンに来て初めての夕食はホテルの食堂。
どんなものがあるのかよくわからないので、店の兄ちゃんに聞いてみる。




あれこれ聞いたが、結局シシケバブ。
ウンウン。なかなかイケる。
羊肉の臭みもあまりないし、なんといってもパクチーが嬉しすぎる。(爆)
疲れきった我々は満足して眠りにつくのであった。

8/29
眠い目をこすりながら朝食をとる。
ここの朝食もなかなかイケる。


出発は十二時なので、ゆっくりと支度。
時間の10分以上前にドライバーは来ていた。
車はスゴイヤツで、当然のようにノンエアコン。暑い。
4時間弱かけてのハードな移動でした。
しかし、長距離バスはもっとキツそう。
何台も長距離バスを追い抜いたのでそのたびにバスを見たが、満席なんてモノじゃなかった。
鈴なりのすし詰め状態。
あんなので移動したら、超短期旅行者の我々は息絶えてしまうところ。
あれに比べたら超快適旅行なんだろうなぁ。

夕刻に今回のメインエベントのサマルカンドに無事到着。
サマルカンドホテルにチェックインを済ませた頃には疲れた我々に睡魔が襲いかかる。
とりあえず水を買って夕食まで一休み。

と気がつくともう8時。
外に出る気力もないので、ホテルの食堂で夕食。
しかし、ボーイも英語がよくわからない。
とりあえずキリル文字のメニューを解説してくれるのだが、いまいち的を得ない。
身振り手振りでだけの意思疎通は難しく、兄ちゃんが英語で説明してくれた「ソーセージ&ポテト」と「シュシャリク」と「トマトサラダ」を食べる。





ここで出てきたサマルカンドのナン(パン)はウマイ。
ガイドブックにも「サマルカンドのパンは最高!!」と書かれていたが、看板に偽りなし。他の町と比べてもうまかった。
味が濃いんだよね。ウン。

さて、いよいよ支払い。
ホテルのレストランなので、そこそこイイ値段だろうなぁ、とおもいつつ会計。
1600cym(公定レートで9ドルちょっと)。
「あ、そんなモンなんだ」と思いつつ、財布を出してスムを数え出すと兄ちゃんが
「4ドルでいいよ。」
「ん?」
「1ドル400スムだから4ドル。」
そんなモンなのね。さすがにブラックでのレートが2倍以上する国だ。
しかもNo Problem 文化圏だし。。。
正規レートで50ドルも替えた自分が悲しくなった。

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